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中谷熱処理技研

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これが真空のマジック!
次世代の全自動熱処理ライン。

新工場

 次世代の熱処理といわれるダイレクト浸炭は、ガス浸炭と真空の技術を融合させて生まれた全く新しい浸炭法で、環境にやさしく高品質で経済的、画期的な熱処理技術です。全自動熱処理ラインでは、温度や時間をプログラム制御で管理。品質の向上と安定化、作業の安全性を実現しました。真空なので粒界酸化されず、表層の合金成分が酸化されないため美しい仕上がりが得られ、耐摩耗性にも優れています。
最大の利点は、熱処理の際に粒界酸化しないこと。ダイレクト浸炭
1
環境にやさしく安全
◎浸炭ガスで直接浸炭するためCO2を一切排出しません。
◎フレームカーテンやパイロットバーナーなど火災の要因を使用しません。
◎炎、煙、油などを使用しないので作業環境もきれい。
◎洗浄装置は、有機溶剤を一切使用しない真空洗浄機です。
◎停電のときも安全に停止します。火災や地震のときも安心です。
ダイレクト浸炭
2
高品質をまもる高性能
◎真空なので粒界酸化されず、表層の合金成分が酸化されません。
◎酸素成分を含まないので表面の合金成分が酸化されず仕上がりが良好。
◎パルス方式(真空と復圧の繰り返し)によって細孔の奥まで浸炭可能。
◎スーティングなしに高濃度浸炭が可能。低圧、少量で浸炭可能。
◎焼き入れ室の油面圧を制御することで、減圧焼き入れが可能。
◎N2ガスの対流加熱・冷却によって、急速加熱・冷却が可能。
ダイレクト浸炭
3
時間と浸炭ガスを節約
◎鋼表面の炭素濃度が瞬時に上がるので、浸炭時間を大幅に短縮。
◎浸炭ガスの使用量は雰囲気ガス浸炭の半分以下です。
◎洗浄機、焼入炉、焼戻炉は、プログラムで作動するシーケンス制御 で効率的。
◎一連の工程間を自動搬出車が搬送するためよりスピーディ。
◎浸炭時間の短縮、使用ガスの軽減などにより環境負荷を大幅ダウン。
ダイレクト浸炭